初期研修医にオススメの麻酔科の教科書💉
初期研修で研修が義務化され一定期間回ることになっています。
まず「挿管」できるようになることが目標で終わってしまいがちな麻酔科研修ですが、挿管以外にも、「マスク換気がしっかりできること」「適切な鎮痛・鎮静ができること」など他のかに行った際にも必ず必要になることを学べるのが麻酔科研修です。
しかしながら研修病院ごとにどのぐらい教われるかについては大小様々であるので独学でもしっかり効率的に学べる麻酔科の教科書を紹介します。
麻酔科に少しでも興味を持ってもらえたらと思います。
①麻酔科研修チェックノート(おすすめ★★★)
とてもわかりやすくコンパクト!麻酔の術前から術中、術後、CVや脊髄くも膜下麻酔、 ALineの手技など一通りの知識を学ぶことができます。オペ室に持ち込んで麻酔維持中にしっかり読み込むのがおススメです。わかりやすくしかも咬み砕いて網羅的に書かれている教科書です。麻酔科必須であると思います。問題集もありますが、こちらだけで十分知識を得ることができます。
②麻酔への知的アプローチ(おすすめ★★⭐︎)
麻酔科研修なんだか物足りなくなってきたな?って思い出した頃に読むのをおすすめします。一歩進んだ麻酔の奥深さを味わえます。
基本は初期研修医では①チェックノートだけあれば一通り学べるのではないかと思います。他の教科書いくつかみてきましたがこれが一番コンパクトにまとまっていて使いやすいです。
その他にも麻酔領域には(1)ICU(2)ペイン(3)緩和(4)心臓麻酔(5)小児麻酔(6)産科麻酔といろいろなサブスペシャリティーがあります。そのあたりの推奨教科書についてはまたの機会に。
とりあえず初期研修医で麻酔科を回る際にはチェックノートをお勧めします。