初期研修医にオススメの心電図の本
初期研修医で必要なもの、でも医学部教育でならわないものの実際臨床にでて大事なものが3つあると思います。
それは
「①輸液」
「②抗菌薬」
そして
「③心電図」
です。
今回はおすすめの心電図の本を何冊かご紹介します。
(1)心電図の読み方パーフェクトマニュアル 理論と波形パターンで徹底トレーニング
(オススメ:★★★★★)
心電図の読み方パーフェクトマニュアル 理論と波形パターンで徹底トレーニング! [ 渡辺重行 ] 価格:6,264円 |
心電図の有名書。辞書として臨床で気になったところを調べるのも通読するのもよい良本です。気になっていたところや細かいところまで痒いところにてが届く内容になっています。やや本自体のサイズが大きいところが難点ですが、初期研修でしっかり心電図を学びたい方、循環器系の科に進もうと考えている方には必要な1冊であると思います。
(2)レジデントのためのこれだけ心電図
(オススメ★★★☆☆)
価格:4,320円 |
個人的には上記パーフェクトマニュアルの方が好きですが、こちらの本の特徴は分かりやすさです。初学者のために「大事なところだけ」がしっかりまとめられているので、短時間で効率的に心電図の読み方を身に付けることができます。みんながつまずくポイントを「わかりやすさ最優先」で解説されているので入門には向いていると思います。
ただし細かい理論には深入りはしていないので原理原則からしっかり学びたいという場合には他の専門書を当たる必要があるかもしれません。
(3)判読 ER 心電図 シリーズ(オススメ★★★☆☆)
判読ER心電図(1(基本編)) 実際の症例で鍛える [ アマール・マトゥー ] 価格:3,024円 |
心電図の読影にだいぶ慣れ的たというかたにおすすめです。いわゆる心電図の問題集です。大量の心電図が掲載されておりそれぞれどのようなものかを問題形式で学んでいくことができます。
心電図の基本はわかってきたが、実戦で学べる数少ない良書でありシャワーのように演習を積み続けることで確実に実力がついていきます。
いままでにないタイプの問題集で大変オススメのです。
以上簡単に3冊ほど私のオススメの本を紹介させていただきました。どれも良書で悩ましいところですが、自分の心電図の読影力・考え方を身につける上で役に立った本をご紹介させていただきました。ぜひ手に取っていただければと思います。
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