初期研修医にオススメの抗菌薬の本ー５選ー
「①輸液」「②抗菌薬」「③手技（ Aline挿入、CV挿入など）」
今回は②抗菌薬について簡単な解説とおすすめのわかりやすい書籍-５選を紹介をします。難易度をつけているので参考にしてください。
難易度
★☆☆：初期研修医向け、初めて抗菌薬を勉強する人
★★☆︎：抗菌薬の使い方が少しわかるようにもう少し詳しく学びたい人
★★★：抗菌薬の奥深さを味わいたい人、詳しく調べたい人
①絶対わかる抗菌薬はじめの一歩-一目でわかる重要ポイントと演習問題で使い方の基本をマスター（★☆☆）
矢野先生の名著。初期研修医になって抗菌薬を学ぶ上で読むならこの本から始めることをお勧めします。数多くある抗菌薬の基礎を一つずつ確認できケースを一つ一つ見ていくことで使い方のなんとなくのイメージがついてきます。抗菌薬の第一歩目にぴったりの教材です。
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絶対わかる抗菌薬はじめの一歩 一目でわかる重要ポイントと演習問題で使い方の基本を [ 矢野晴美 ] 価格:3,564円 |
②抗菌薬の考え方、使い方 Ver.4（★★☆）
感染症の岩田健太郎先生の１冊。少しボリュームありますが感染症を考える上で大事な知識が凝縮されています。無駄な抗菌薬、必要な抗菌薬、何を考え日々の臨床に当たるか助けになります。少しボリュームが多いので１冊目には少し向かないかもしれませんが、わかりやすく書かれているのでお勧めです。
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【送料無料】 抗菌薬の考え方、使い方 ver.4 魔弾よ、ふたたび… / 岩田健太郎 【本】 価格:4,320円 |
③レジデントのための感染症診療マニュアル（★★☆）
診療マニュアルでこの一冊を見れば感染症についての知識はほぼわかると思います。ただその分ページ数が多いので持ち歩くには適さず辞書的な使い方をお勧めします。日々の臨床で悩んだ時に引っ張ってくるにちょうど良い本です。
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【送料無料】 レジデントのための感染症診療マニュアル 第3版 / 青木眞 【本】 価格:10,800円 |
④ICU/CCUの薬の考え方（★★☆）
ICU、クリティカルでの抗菌薬の選択が書かれています。これ一冊で初期研修医のうちに必要な知識が身につきます。何科に行くにしても重症患者管理というものは必要なので読んでおいて損のない一冊です。
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ICU／CCUの薬の考え方，使い方ver．2 [ 大野博司 ] 価格:6,912円 |
⑤Intensivist（★★★）
INTENSIVISTシリーズでも感染症が扱われています。一通り抗菌薬がわかってきたなとおもたら現在の医学会では実際どのようなことが問題になっているのかがわかります。理論と現実とをしっかり結びつける考え方が重要です。
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INTENSIVIST（Vol.11 No.1) 重症感染症 ;2 [ 牧野 淳 ] 価格:4,968円 |
以上長々と説明しましたが、簡単な本から入るのが抗菌薬を理解する上での近道なので★☆☆辺りから始めることをお勧めします。
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